ハウスコーティング専門店グラシオンです。
本日は、“すべらない床”をつくる!施設・店舗に最適なノンスリップコーティングとは?について紹介します。
店舗や施設の床で起こりがちな事故のひとつに、「滑って転ぶ」というトラブルがあります。とくに雨の日や清掃直後、水が床に残っている状態での転倒事故は少なくなく、高齢者や小さなお子様を持つ家族にとっては大きな不安材料となります。
そこで注目されているのが、ノンスリップ(滑り止め)コーティングです。見た目を損なわずにグリップ力を高めることで、店舗や施設の床を安全・安心な空間へと変えることができます。
なぜ「滑り止め対策」が必要なのか?
商業施設や医療機関、飲食店、保育施設など、人の出入りが多い場所では、安全性が最優先されます。床材は意匠性が高いものが多く使われていますが、見た目が美しい反面、濡れると非常に滑りやすいというリスクも抱えています。
特に以下のようなシーンでは滑り止め対策が重要です:
- 雨や雪の日に来店客が水を持ち込む
- 清掃後に床が乾ききっていない
- キッチンや厨房での水や油の飛散
- トイレや浴室など水が常に使われる場所
これらはすべて、転倒事故を引き起こす要因になり得るのです。
ノンスリップコーティングの仕組みと効果
ノンスリップコーティングとは、床の表面に透明な特殊樹脂やシリカ粒子を含んだ保護層を形成し、滑りにくい摩擦力を加える技術です。施工後も床のデザインや質感を損なわず、自然な見た目を保ちながら安全性を大幅に向上させます。
主な効果は以下のとおりです:
- 滑りにくくなる:濡れてもグリップ力が維持され、靴裏がしっかりと床に引っかかります。
- 透明なので景観を損なわない:床材のデザインや光沢はそのまま。
- 清掃も簡単に:汚れが染み込みにくく、モップや雑巾でサッと落とせる。
- 耐久性が高い:定期的なメンテナンスで数年単位の効果が期待できます。
どんな場所に適している?
ノンスリップコーティングはさまざまな施設や空間に施工可能です。以下のようなシーンで特に導入が進んでいます。
- 商業施設のエントランス:雨の日の出入口での転倒を予防
- 飲食店のホール・厨房:油や水がこぼれやすい床も安心
- 介護・医療施設:高齢者が多く歩く廊下や浴室まわりに
- 保育園や幼稚園:子どもたちが走っても安心な環境づくり
- ホテルや旅館の水回り:バスルームや大浴場の脱衣所にも
さらに、屋外のタイルや階段、スロープなどにも対応可能で、安全対策として非常に有効です。
施工の流れとメンテナンス
施工はプロの業者による作業が基本。施設の床材や使用環境に応じた最適なコーティング剤を選定し、事前の洗浄・脱脂処理を行ったうえで丁寧に仕上げていきます。
所要時間は広さにもよりますが、1日以内で完了するケースがほとんどです。営業時間外の夜間施工も可能なため、営業への影響を最小限に抑えられます。
また、ノンスリップ効果は日常の摩耗で徐々に低下するため、1〜2年ごとのメンテナンスをおすすめします。定期的なチェックと再施工により、長期間にわたって安全な床を保つことができます。
安全性と美観を両立する選択を
「床が滑りやすい」という問題は、事故のリスクだけでなく、来店客や利用者の印象にも影響します。
ノンスリップコーティングは、見た目の美しさを損なわずに、安全性を高める理想的な方法です。
「安全対策を強化したい」「雨の日でも安心な店舗にしたい」と考えているオーナー様は、今こそノンスリップ対策を検討してみませんか?
施設や店舗の床が“すべらない空間”へと進化することで、より信頼される空間づくりが実現できます。