お風呂やキッチンのすみっこに、黒いポツポツや白いモヤモヤが出てくることがあります。これが「カビ」です。カビはとても小さな生き物で、目には見えないくらい小さな種(胞子)が空気中を飛んでいます。水や湿気、あたたかい場所が大好きで、そこに集まってどんどん増えてしまうのです。だから、静岡のように湿気が多いところでは、特にカビが生えやすいんですね。
カビが生えると、見た目が汚くなるだけでなく、においが出たり、体に良くないこともあります。だから、できるだけ早く取ることが大切です。
カビを自分で取るときは、まず乾いた布やティッシュでそっとぬぐいましょう。強くこすると胞子が広がることがあるので、やさしく取るのがコツです。そのあとは、市販のカビ取りスプレーを使うときれいに落ちやすいです。ただし、強いにおいがするので、窓を開けたり、ゴム手袋をして使うのを忘れないでくださいね。
ゴムパッキンや目地など、すき間に入り込んだカビは落ちにくいことがあります。そんなときは、キッチンペーパーにカビ取り剤をしみこませて貼りつけ、10分ほど置いてから拭き取ると効果的です。
カビをゼロにするのはむずかしいけれど、こまめに掃除をして、湿気を減らす工夫をすることで、ずいぶん防げます。毎日のちょっとしたお手入れがカギですよ!