ハウスコーティング専門店グラシオンです。
保育園や幼稚園は、子どもたちが一日の多くの時間を過ごす大切な場所です。特にトイレや手洗い場は、衛生管理が求められるエリアですが、湿気や水はねが多いため、どうしてもカビや汚れが発生しやすい環境です。保育士や清掃スタッフが日々丁寧に掃除をしていても、気温や湿度の条件が揃えばすぐにカビが再発し、「繰り返しのお掃除」に悩まされることも少なくありません。
そんな課題を解決する手段として注目されているのが、防カビコーティングです。今回は、保育園のトイレ・手洗い場におけるカビのリスクと、防カビコーティングのメリットについて詳しく解説します。
■ なぜ保育園のトイレ・手洗い場はカビが発生しやすい?
- 湿気がこもりやすい
水を頻繁に使う手洗い場やトイレは、常に湿気が発生し、換気だけでは完全に取り除けないことが多いです。 - 掃除をしても再発する
カビの胞子は空気中に存在しており、一度掃除しても壁や床の隙間に残っていると、すぐに繁殖してしまいます。 - 子どもたちの利用頻度が高い
手洗い場やトイレは1日に何十回も使用されるため、常に水はねや汚れがつきやすく、菌やカビが育ちやすい環境ができあがってしまいます。
■ カビを放置すると起こるリスク
- 健康への影響
カビはアレルギーや喘息、皮膚トラブルの原因になる場合があります。免疫力の低い子どもにとっては特にリスクが大きいのです。 - 衛生面での不安
カビや黒ずみが目立つと、園を訪れる保護者に「衛生管理が行き届いていない」と不信感を与えてしまうこともあります。 - 施設の劣化
カビは建材を傷め、トイレや洗面台、壁の劣化を早める要因となります。結果的に修繕コストが高くなることもあります。
■ 防カビコーティングとは?
防カビコーティングは、トイレや手洗い場の壁・床・カウンター・手すりなどに透明の保護膜を作り、カビや菌の繁殖を防ぐ最新の施工方法です。
特徴
- 抗菌・抗カビ効果:カビの根本的な繁殖を防止。
- 防汚性能:水はねや汚れが付着しにくく、掃除が簡単に。
- 透明仕上げ:見た目を変えずに施工可能。
- 耐久性:種類によっては5〜10年ほど効果が持続。
■ 保育園に導入するメリット
- 子どもたちの健康を守る
カビや菌の繁殖を抑えることで、アレルギーや感染症のリスクを軽減できます。 - 掃除の負担を軽減
水や汚れがはじかれるため、日々の清掃が楽になり、スタッフの負担を減らせます。 - 園の清潔イメージを維持
いつも清潔なトイレ・手洗い場を保つことで、保護者からの信頼にもつながります。 - 長期的なコスト削減
建材の劣化を防ぐことで、修繕費用や大掛かりなリフォームを先送りでき、結果的にコストダウンにつながります。
■ 施工におすすめの場所
- トイレの床・壁
- 手洗いカウンターや洗面ボウルまわり
- 蛇口や手すり部分
- トイレットペーパーホルダー周辺
これらは特に水が飛び散りやすく、カビや汚れが発生しやすい箇所です。
■ 防カビコーティングの種類と耐久性
- ガラス系コーティング:耐久性が高く、見た目を変えずに施工可能。
- セラミック系コーティング:さらに高い耐久性と防汚性を持ち、長期間効果が持続。
- 抗菌ガラスコート(銀イオン):抗菌性能に優れており、子どもがよく触れる箇所に最適。
施工する場所やご予算に応じて最適なコーティングを選ぶことができます。
■ 施工のタイミング
- 新規開園前の内装仕上げ段階
- 大掃除や改修工事のタイミング
- カビや汚れが気になり始めた時期
特に「開園前の施工」は、清潔な状態を長期間維持できるためおすすめです。
■ まとめ
保育園や幼稚園のトイレ・手洗い場は、毎日たくさんの子どもたちが使う場所だからこそ、清潔で安心な環境を維持することが何より大切です。カビや汚れは掃除だけでは完全に防げませんが、防カビコーティングを取り入れることで、健康被害のリスク低減・清掃負担の軽減・施設の美観維持を同時に実現できます。
グラシオンでは、保育施設に特化した安全性の高いコーティング施工をご提案しています。子どもたちが安心して過ごせる環境を整えるために、ぜひ一度ご相談ください。