ハウスコーティング専門店グラシオンです。

本日は、大理石の美しさをいつまでも。セラミックコーティングで叶えるツヤと傷防止の新常識について紹介します。

高級感あふれる床材やカウンター、テーブルなどに用いられる「大理石」は、その美しさと存在感から、多くの住宅や施設で選ばれています。しかし、見た目とは裏腹に大理石は傷や汚れに弱く、意外とデリケートな素材でもあります。そこで注目されているのが、セラミックコーティングによる保護対策です。

この記事では、「大理石にセラミックコーティングを施すことで得られるメリット」「施工に適した場所」「耐久性や施工後の注意点」など、お客様が知っておきたいポイントを詳しくご紹介します。


大理石の悩みは「ツヤの劣化」と「キズ・シミ」

大理石の魅力といえば、やはり独特のツヤと模様の美しさ。ですが、その一方で次のような悩みもよく聞かれます。

  • 髪の毛程度の細かな傷がすぐにつく
  • 水滴や調味料などが染み込み、シミになる
  • 使用するうちにツヤが曇ってきた
  • 酸性の洗剤で表面が溶けてしまった

これらはすべて、大理石の表面が柔らかく、かつ多孔質(細かい穴が開いている構造)であることが原因です。つまり、美しさを保つには「傷を防ぎ、汚れが染み込まないよう表面をしっかり守る」必要があるのです。


セラミックコーティングとは?大理石に最適な理由

セラミックコーティングとは、無機ガラス成分を主原料とした透明な保護膜を作るコーティング技術です。極めて薄い膜ながら、高い硬度(鉛筆硬度9H相当)を持ち、キズや汚れ、水分、油分などから素材をしっかりガードします。

大理石にセラミックコーティングを施すことで得られる主なメリット:

  • 自然なツヤが蘇り、光沢を長期間キープ
  • 細かいキズの付着を防ぎ、美観を保てる
  • 水や油をはじき、シミや変色を防止
  • 洗剤や薬品によるダメージも軽減
  • 日常の清掃がぐっと楽になる

特に、玄関ホールや洗面カウンター、ダイニングテーブルなど、人の出入りや水まわりで使用頻度の高い場所では、セラミックコーティングの恩恵を大きく実感できます。


施工可能な場所と相性の良い素材

セラミックコーティングは、大理石だけでなく御影石や人工大理石、セラミックタイルなどの硬質で艶のある素材に適しています

施工対象例:

  • 大理石フローリング(玄関・リビングなど)
  • 洗面化粧台や浴室の天板
  • キッチンカウンター・アイランドキッチン
  • ダイニングテーブルやカフェの天板
  • ホテルや商業施設のエントランスフロア

※目立たないテスト施工により、素材との相性を確認してから全面施工するのが一般的です。


セラミックコーティングの持続性と注意点

セラミックコーティングは非常に耐久性が高く、通常使用で3〜5年程度効果が持続するとされています。ワックスのように頻繁な塗り直しが不要なため、長期的に見るとコストパフォーマンスにも優れています。

ただし、以下の点には注意が必要です:

  • 強い衝撃や研磨性のある清掃具は避ける
  • 酸性洗剤を多用するとコーティングが劣化する恐れ
  • 鋭利な刃物や金属の直接接触は避ける

コーティング後も定期的に柔らかい布で拭くなど、やさしいメンテナンスを心がけましょう。


大理石の美しさを長く守るならセラミックコーティングを

高級素材である大理石は、美観を保つための「守るケア」が重要です。セラミックコーティングは、表面のツヤ・清潔感・傷つきやすさといった弱点を補い、見た目も性能もワンランク上の仕上がりに導きます。

ハウスコーティング専門店「グラシオン」では、素材に応じた最適なコーティングプランをご提案しています。大理石の傷やくすみにお悩みの方、施工を検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

お問い合わせ・見積