■ 白く曇る“水垢”の正体は?
シンクや蛇口まわりにできる白っぽいくもり汚れ、それが水垢です。水道水に含まれるミネラル分が乾いて固まったもので、時間が経つと落としにくくなります。クエン酸スプレーを使ってこすり洗いすれば落とせますが、毎回の掃除はなかなか大変です。コーティングを施しておくと水をはじくので、水滴が残りにくく、水垢の発生自体を抑えることができます。
■ 排水口やふちに潜む“ぬめり”
シンクで特に気になるのが、排水口や三角コーナーにできるぬめり。これは水分や食品カスに菌が繁殖してできるバイオフィルムが原因です。塩素系漂白剤などでの掃除が効果的ですが、放置すると臭いやヌルヌルが広がってしまいます。抗菌・防汚効果のあるコーティングを使えば、菌の付着や繁殖を抑えられ、ぬめりの発生も格段に減ります。
■ 見た目も衛生面も気になる“サビ”
ステンレスシンクでも、小さなキズに水分が入り込むと“もらいサビ”やサビの原因に。洗った包丁や缶詰をそのまま置くのもリスクです。メラミンスポンジなどでこすれば落とせますが、傷を深めるおそれも。ガラスコーティングをすることで表面に保護膜ができ、キズやサビの予防にもつながります。
シンクは毎日使う場所だからこそ、常に清潔に保ちたいもの。汚れやすい原因を抑えつつ、掃除の手間も減らせる「コーティング」は、忙しいご家庭の強い味方です。ぜひ一度、導入を検討してみてはいかがでしょうか?