コーティング専門店グラシオン愛知常滑店です。

洗面台のふちやトイレの水たまり部分などに、気がつくと現れているピンク色のヌメッとした汚れ。見た目も不快ですが、実はこれ、「カビ」や「水垢」ではなくバクテリアが原因です。

今回はこのピンク汚れの正体や掃除方法、そして予防に効果的なコーティングについて解説します。

■ ピンク汚れの正体は「ロドトルラ」

ピンク色の汚れの正体は、「ロドトルラ」という酵母菌(バクテリアの一種)です。ロドトルラは湿気が多く、石けんカスや皮脂汚れなどをエサにして増殖します。特に以下のような場所に好んで繁殖します。
• 洗面ボウルのフチ
• トイレの水たまり部分や便器の内側
• お風呂の排水口まわり

ロドトルラは空気中に存在しているため、完全に防ぐことはできません。しかし、湿気と汚れが残った環境が続くと、あっという間にピンク色の汚れとなって現れます。

■ ピンク汚れの掃除方法4選

ピンク汚れは黒カビほど根が深くありませんが、時間が経つと落としにくくなるので、こまめな掃除が重要です。

① 中性洗剤
方法
  1. スポンジまたはブラシに中性洗剤を付ける
  2. ピンク汚れ部分を物理的に擦り洗い
  3. 水で十分に洗い流す
  4. 乾拭きまたは送風で水分除去
メリット
  • 素材を傷めにくく安全性が高い
  • 日常清掃として継続しやすい
  • 施工後の臭気・刺激が少ない
デメリット
  • 殺菌力が弱く再発しやすい
  • 色素沈着した汚れには効果が限定的
  • こまめな清掃が前提

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② クエン酸(酸性)
方法
  1. クエン酸水(約5%)をスプレー
  2. 5分程度放置
  3. スポンジで軽く擦る
  4. 水洗い → 乾拭き
メリット
  • 水垢・石鹸カス除去と同時作業が可能
  • 塩素臭がなく家庭向け説明に使いやすい
  • 環境配慮型の洗浄剤として訴求可能
デメリット
  • ピンク汚れ自体への殺菌力は弱い
  • 酵母菌の根本除去には不十分
  • 金属部・大理石には使用不可

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③ アルコール(エタノール)
方法
  1. アルコールを汚れ部分に噴霧
  2. 布やペーパーで拭き取る
  3. 乾燥させる(拭き上げ不要)
メリット
  • 即効性があり作業時間が短い
  • 水分を残さず衛生管理しやすい
  • 軽度汚れ・初期対応に適している
デメリット
  • 汚れを分解する力は弱い
  • 色が定着した汚れには不向き
  • 引火性があり使用環境に注意が必要

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④ カビキラー(塩素系洗剤)
方法
  1. 換気を十分に確保
  2. 汚れ部分に噴霧
  3. 5〜10分放置
  4. ブラシで軽く擦る
  5. 十分に水洗い → 乾拭き
メリット
  • 最も除去力・殺菌力が高い
  • 定着したピンク汚れにも対応可能
  • コーキング・目地にも効果が出やすい
デメリット
  • 素材劣化・変色リスクあり
  • 刺激臭が強く換気必須
  • 酸性洗剤との併用厳禁

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ピンク汚れを放置するとどうなるの?

① 黒カビが生えやすくなる

ピンク汚れは、カビが育つための足場のような存在です。
そのままにしておくと、湿気の多い浴室やトイレでは黒カビが発生しやすい状態になります。

黒カビが生えると、

  • イヤな臭いが出る
  • 見た目が一気に悪くなる
  • 掃除しても落ちにくくなる

といった問題が起こります。


② 家族の体調に影響することがある

黒カビは空気中に胞子を飛ばします。
これを吸い込むことで、

  • くしゃみ・鼻水
  • 咳が出やすくなる
  • 喘息やアレルギーの悪化

などの症状が出る場合があります。
特に、小さなお子さまや高齢の方がいるご家庭では注意が必要です。


③ 掃除しても落ちない状態になる

カビは表面だけでなく、

  • ゴムパッキン
  • 目地
  • コーキングの中

まで入り込むことがあります。

こうなると、洗剤で掃除しても完全に取れず、
部品の交換が必要になるケースも出てきます。


④ 掃除の手間がどんどん増える

ピンク汚れのうちに対処していれば簡単に落ちますが、
カビになると、

  • 強い洗剤が必要
  • 何度も掃除しないといけない
  • 素材が傷みやすくなる

など、日常のお掃除が大変になります。

■ ピンク汚れを防止するには?——最強は「コーティング」

掃除してもすぐに再発するピンク汚れ。実はコーティング施工をすることで、かなりの効果が期待できます。

【コーティングの効果】
• 表面がつるつるになり、ロドトルラが付着しにくくなる
• 水アカや石けんカスもつきにくく、掃除の頻度が減る
• 防カビ・抗菌成分配合で、菌の繁殖を抑制

特に洗面台やトイレの陶器部分にセラミックコーティングガラスコーティングを施すと、効果は数年単位で持続。コーティング後は水だけで汚れが落ちることも多くなり、掃除のストレスが大幅に軽減されます

まとめ

ピンク汚れの正体は「ロドトルラ」という菌で、湿気と汚れをエサにしてあっという間に繁殖します。中性洗剤で落とせますが、再発を防ぐには抗菌コーティングが非常に有効です。

「掃除してもまたすぐ汚れる…」とお悩みの方は、洗面所やトイレの防汚・防菌コーティングをぜひご検討ください。清潔感のある水まわりが、日々の暮らしをより快適にしてくれます。