洗面台のふちやトイレの水たまり部分などに、気がつくと現れているピンク色のヌメッとした汚れ。見た目も不快ですが、実はこれ、「カビ」や「水垢」ではなくバクテリアが原因です。
今回はこのピンク汚れの正体や掃除方法、そして予防に効果的なコーティングについて解説します。
■ ピンク汚れの正体は「ロドトルラ」
ピンク色の汚れの正体は、「ロドトルラ」という酵母菌(バクテリアの一種)です。ロドトルラは湿気が多く、石けんカスや皮脂汚れなどをエサにして増殖します。特に以下のような場所に好んで繁殖します。
• 洗面ボウルのフチ
• トイレの水たまり部分や便器の内側
• お風呂の排水口まわり
ロドトルラは空気中に存在しているため、完全に防ぐことはできません。しかし、湿気と汚れが残った環境が続くと、あっという間にピンク色の汚れとなって現れます。
■ ピンク汚れの掃除方法
ピンク汚れは黒カビほど根が深くありませんが、時間が経つと落としにくくなるので、こまめな掃除が重要です。
【おすすめの掃除手順】
- 水で軽く流す
汚れが乾いている場合は、先に水で濡らしてから掃除を始めましょう。 - 中性洗剤+スポンジでこする
台所用中性洗剤(例:キュキュットなど)を使い、スポンジで優しくこすります。落ちにくい場合はメラミンスポンジも効果的です。 - 除菌スプレーで仕上げ
掃除後は、アルコールや次亜塩素酸系の除菌スプレーを吹きかけて、ロドトルラの再発を抑えましょう。
■ ピンク汚れを防ぐには?——最強は「コーティング」
掃除してもすぐに再発するピンク汚れ。実は「コーティング施工」をすることで、かなりの効果が期待できます。
【コーティングの効果】
• 表面がつるつるになり、ロドトルラが付着しにくくなる
• 水アカや石けんカスもつきにくく、掃除の頻度が減る
• 防カビ・抗菌成分配合で、菌の繁殖を抑制
特に洗面台やトイレの陶器部分にセラミックコーティングやガラスコーティングを施すと、効果は数年単位で持続。コーティング後は水だけで汚れが落ちることも多くなり、掃除のストレスが大幅に軽減されます。
まとめ
ピンク汚れの正体は「ロドトルラ」という菌で、湿気と汚れをエサにしてあっという間に繁殖します。中性洗剤で落とせますが、再発を防ぐには抗菌コーティングが非常に有効です。
「掃除してもまたすぐ汚れる…」とお悩みの方は、洗面所やトイレの防汚・防菌コーティングをぜひご検討ください。清潔感のある水まわりが、日々の暮らしをより快適にしてくれます。

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