お部屋の天井や壁、はたまたベッドやソファーにカビが生えてしまったらできるだけ早くカビを取り除きたいですよね。今回はそんなカビを除去・防止する方法について解説していきます。

部屋や家具にカビが生える原因

カビが発生する以下の通りです。
①高湿度
湿度が高い環境では、カビが繁殖しやすくなります。特に、浴室やキッチンなどの水回りの場所や、換気が不十分な場所では湿度が高くなりやすいです。

②換気不足
十分な換気が行われないと、湿気がこもりやすくなります。部屋の換気が不十分であったり、カーテンや家具が壁に密着している場合など、空気の流れが悪い状態が続くとカビの発生リスクが高まります。

③水漏れや浸水
水漏れや浸水が発生すると、壁や床の中に水分がたまり、湿度が上昇します。特に、屋根や窓の隙間からの雨漏りや、パイプの破損などが原因となることがあります。

④掃除不足
部屋の定期的な清掃や掃除が行われないと、埃や汚れが溜まり、カビの発生を促進します。特に、湿った場所や汚れた場所はカビが生えやすくなるので、こまめな清掃が重要です。

天井・壁・ベッド・ソファーのカビ取り方法

方法1:水ぶきでカビ除去

準備するもの
固く絞った雑巾
マスク
ゴム手袋
必要に応じて洗剤

安全対策を講じる: カビを取り除く前に、マスクとゴム手袋を着用しましょう。これにより、カビや清掃時に発生する微粒子から身を守ることができます。

カビの除去: 固く絞った雑巾を使用して、カビの生えている部分を水拭きします。必要に応じて、薄めた食器用洗剤を使用しても構いません。ただし、洗剤を使用する場合は、洗剤の使用方法に従ってください。

日光に当てて乾燥させる: 清掃後、天気の良い日に天井を日光に当てて乾燥させましょう。日光には殺菌作用があり、カビの発生を抑える効果があります。しっかりと乾燥させることで、残った湿気を除去します。

からぶきと換気: 清掃後、からぶきを行い、天井の水気を取り除きます。また、清掃後は部屋をしっかりと換気しましょう。窓を開けて新鮮な空気を取り入れ、湿気を排出します。

方法2:カビ除去剤を使う

カビキラーなどのカビ取り剤を使用することで、カビを除去することができます。これらを使用する際は安全に気を付けたうえで行ってください。

安全対策
カビ除去剤を使用する前に、マスク、ゴーグル、手袋などの適切な安全対策を講じてください。これにより、皮膚や呼吸器官への接触を避けることができます。

部屋を換気する:
カビ除去作業を行う前に、部屋を十分に換気してください。窓を開けたり、扇風機や換気扇を使用したりして、新鮮な空気を取り入れましょう。これにより、揮発性の成分や換気が必要な有害な蒸気を効果的に排出することができます。

カビ除去剤を塗布する
カビ除去剤をカビの生えている部分に適用します。カビ除去剤の製品には、スプレータイプやジェルタイプなどさまざまな種類があります。製品のラベルや指示に従って使用方法を確認し、カビが生えている範囲に十分な量を塗布します。壁などに使用する場合は、キッチンペーパーなどを一枚挟んで使用することでしっかりと除去することが可能です。

時間を置く
カビ除去剤を塗布した後は、製品の指示に従って適切な時間を置きましょう。一般的には、数分から数十分間、カビ除去剤が作用することが必要です。この時間を置くことで、カビの根や菌糸に浸透し、効果的にカビを除去します。

カビをこすり落とす
カビ除去剤が作用した後は、ブラシやスポンジを使ってカビをこすり落とします。力を入れすぎずに、カビが付着している表面をやさしくこするようにしましょう。カビが頑固に付着している場合は、軽くこするだけでなく、再びカビ除去剤を塗布してから取り除くことが効果的です。

拭き取りと乾燥
カビをこすり落とした後は、清潔な雑巾やスポンジを使ってカビの残りを拭き取ります。また、水でよくすすいでカビ除去剤を洗い流しましょう。その後、部屋をしっかりと乾燥させるために換気を行います

方法3:カビ除去専門業者に依頼する

これまでの2つの方法は、見た目上はカビを除去できていても、根を張った頑固なカビは除去できていない可能性が高く、カビが発生しては掃除の繰り返しになるリスクがあります。
そんな時は、ハウスクリーニング、カビ取り専門業者に依頼してプロの手でカビを根こそぎとるのがオススメです。

カーペットなどの個人ではカビ除去しづらいものでもしっかりと徐カビすることができます。

天井

カーパーの天井などなかなか施工しづらい場所などもしっかりとカビ取りが可能です。

スーパーの天井の施工前と施工後の比較画像
カーペット

光の関係で少しわかりづらいですが、画像の左手前を比べてみるときれいになっているのがわかります。

部屋や家具のカビを防ぐには?

木製のテーブルは、一度カビが生えると元の状態に戻すのが難しい素材の一つです。そのため、カビが生える前に予防することが重要です。以下は、テーブルのカビを予防するために日常的にできるポイントです。

方法1:水分や汚れを適宜掃除する

ご紹介するまでもない簡単な方法ですが、水分や汚れはすぐにふき取り、しっかりと乾燥させることが大切です。また、傷がある場合は、そこに水や汚れが入り込み、除去が困難になることがあります。そのため、傷部分はやすりで磨いて凹凸をなくすなど、丁寧にケアすることをお勧めします。

方法2:壁や窓際から離して使う

「密閉された空間に家具などを配置すると、湿度が高くなりがちです。そのため、机やベッドなどの家具を配置する際には、壁にピッタリつけずに少しすきまを開けるようにしましょう。また、机の引き出しには、過剰に物を詰め込まないように気をつけることも大切です。整理整頓をして、引き出しの中も風通しを良くするように心掛けましょう。

方法3:コーティングをする

プロの業者に防カビ剤を塗布してもらい、その上にガラスコーティングや銀コーティングを施工するようにしましょう。
壁や家具と水分が直接触れることを防げるため、カビ菌の発生を抑えることができます。
グラシオンでは従来の施工方法である表面のカビ取りをして終わりではなく、カビの根まで除菌したのち防カビ抗菌を行うことでカビの再発を徹底的に防止します。また、その上からガラスコーティングなどを行うことでより再発の可能性を抑えることができます。

従来のカビ取り施工
グラシオンのカビ取り施工

カビ対策まとめ

カビ菌は家のあちらこちらに浮遊していて、油断をすれば再発します。
湿気がたまりやすい場所を中心に、いちど徹底的に家の中をキレイに掃除するのがおすすめです。

その後は、適切なカビ対策で再発を防ぎましょう。

カビ取り・防カビ施工はグラシオンへ

グラシオンではカビ取り以外にもフロアコーティングや浴室などの施工も行っております。コーティングをご検討の方はぜひグラシオンへお越しください。