
床の美しさを長く保つには「表面保護」が欠かせません。
しかし、保護方法によって耐久性や防汚性には大きな差があります。
1. ワックス
ワックスは床の表面に“塗膜”を作るだけの保護方法。
簡単に塗れる反面、汚れが付きやすく、摩耗や剥がれも早いため定期的な塗り直しが必要です。
2. ポリマーコート
ポリマー樹脂で床を覆い、クリア層と化学結合します。
ワックスより耐久性が高く、傷や摩耗にもある程度強いのが特徴。
ただし、日常使用の中で細かな傷はつきやすく、数年ごとにメンテナンスが必要です。
3. ガラスコート
無機ガラス成分を主成分とし、床表面と強固に化学結合。
耐傷性・防汚性ともにトップクラスで、日常の擦れや引っかきから床を守ります。
一度施工すれば長期間効果が持続し、美観維持と掃除のしやすさが両立できます。
まとめ
- 短期的な保護 → ワックス
- 数年単位の保護 → ポリマーコート
- 長期的かつ高耐久の保護 → ガラスコート
床は家の印象を左右する大切な部分。
長く美しさを保つためには、目的や予算に応じて最適なコーティングを選びましょう。