【目次】
- なぜフローリングに黒ずみが発生するのか
- 黒ずみを落とす正しい掃除手順
- 黒ずみを再発させないフローリング保護法
- それでも落ちない黒ずみは“劣化サイン”
- 劣化を止める最終手段はプロのコーティング
1｜なぜフローリングに黒ずみが発生するのか
フローリングの黒ずみは、単なる汚れではなく“浸透汚れ”が原因のことが多いです。
日常生活の中で発生する次のような要素が蓄積し、木材の繊維に入り込むことで黒ずみになります。
- 皮脂汚れ・足裏の汗
- 油汚れ（キッチン周り）
- 水分を含んだホコリ
- ワックスの劣化による黒ずみ吸着
特に住宅ではワックスが経年で剥げ、木材がむき出し状態になるため、汚れが入り込みやすくなります。
表面だけこすっても取れないのは、この“浸透”が原因です。
2｜黒ずみを落とす正しい掃除手順
誤った掃除方法はフローリングを余計に痛めてしまうため注意が必要です。
以下はプロが推奨する、家庭でできる安全な方法です。
STEP1｜中性洗剤で表面汚れをリセット
フローリングにやさしい中性洗剤（例：マジックリン 住まいの家具用）を薄め、マイクロファイバーで拭きます。
※強アルカリ洗剤を使うと、木目が白化することがあるのでNG。
STEP2｜黒ずみを“浮かせる”重曹パック
黒ずみ部分に重曹を少量振り、水で湿らせたキッチンペーパーをかぶせ10〜20分置きます。
黒ずみが浮くため、やさしく拭き取ると落ちやすくなります。
STEP3｜水拭き＆乾拭きで仕上げ
重曹が残ると白くなりやすいので、必ず水拭きで中和し、最後に乾拭きして水分を残さないようにします。
STEP4｜木目に沿って軽く磨く
軽度の黒ずみなら、メラミンスポンジを“軽く”滑らせる程度で改善されることがあります。
ただし削りすぎると表面が傷むため最小限に。
3｜黒ずみを再発させないフローリング保護法
黒ずみは「汚れがつきやすい状態」が原因なので、以下の予防策がとても効果的です。
● ロボット掃除機＋ドライシートの併用
皮脂・ホコリの付着を大幅に減らせます。
● 椅子脚・テーブル脚のフェルト保護
摩耗でワックスが削れ、黒ずみの原因に。
● 水気・油気の放置をしない
キッチン周りの黒ずみは油とホコリの“合体汚れ”。
1日放置すると固着するため、拭き取りは早めに。
4｜それでも落ちない黒ずみは“劣化サイン”
ここまでの方法で落ちない黒ずみは、ほぼ間違いなくワックス層の下の木部に浸透しています。
これは掃除では完全除去が難しく、放置すると劣化が進み…
- 色ムラが広がる
- ササクレ・ひび割れ
- 木が水を吸って膨らむ
といったトラブルにつながります。
5｜劣化を止める最終手段はプロのフロアコーティング
フローリングの黒ずみは「守る膜」が弱っているサインです。
グラシオンのフロアコーティングは、ガラス皮膜で床を覆い…
- 汚れ・水分を吸わない
- 黒ずみが付かない
- 10年以上キレイを維持
- 拭くだけで新品のような光沢が続く
という“ほぼメンテ不要のフローリング”を実現します。
徳島・淡路のご家庭では、湿気が多くフローリング劣化が早いこともあり、
予防のために導入されるお客様が年々増えています。
「掃除しても黒ずみが取れない…」
「床の老化を止めたい」
そんな悩みを抱えている方は、コーティングが最も効果的な解決策になります
