▶︎ 目 次
- 床暖房とフローリングは相性が難しい？
- 間違えると劣化を早めるNG掃除
- 今日からできる正しいフローリング掃除術
- 床暖房の寿命を延ばす“保護コーティング”という選択
- まとめ：毎日の掃除があなたの住まいを守る
① 床暖房とフローリングは相性が難しい？
床暖房は身体の芯から温まる快適な設備ですが、
実はフローリングにとっては負担が大きい環境でもあります。
なぜなら——
- 温度変化でフローリングの樹脂が乾燥しやすい
- 乾燥するとひび割れ・反りが起きやすい
- 皮脂や油分が熱で固まり、黒ずみになりやすい
という問題が重なり、通常の床よりもダメージが蓄積しやすいからです。
特に築7年以上の家庭では、
「気づけば黒ずんでいる」「ワックスがムラになっている」
という相談が非常に多くあります。
つまり、床暖房の家は
“普通のフローリングより丁寧なメンテナンス” が必須なのです。
② 間違えると劣化を早めるNG掃除
劣化した床の多くが「掃除の仕方が原因」です。
床暖房の家で特にやりがちなNG例をご紹介します。
❌ ① アルコールや強い洗剤で拭く
乾燥しやすい床暖房では、アルコールが油分を奪い
パサつき → 割れ → 劣化 の流れを早めます。
❌ ② 安価なワックスを何度も重ね塗り
温度でワックスが軟化し、
黒ずみ・ムラ・ベタつき の原因に。
❌ ③ 蒸気系クリーナーを頻繁に使う
高温はフローリングの接着剤を弱め、
反り返り・軋み を引き起こします。
掃除のつもりが逆効果になることは珍しくありません。
③ 今日からできる正しいフローリング掃除術
床暖房とフローリングを守る掃除方法を
“毎日・週1・月1” のおすすめ頻度でまとめました。
◎ 毎日：ドライモップで埃を取る
床暖房は空気が乾いて埃が舞いやすい環境です。
埃 × 皮脂 × 熱 ＝ 黒ずみの原因
クイックルワイパー 立体吸着ドライシート
などのドライタイプでサッと取るだけでOK。
◎ 週1：中性洗剤を薄めて水拭き
中性洗剤を薄め、軽く湿らせた布で拭き取ります。
おすすめ：
ウタマロクリーナー（中性）
刺激が少なく、床暖房のフローリングにも安心。
※水分を残さないよう、必ず“乾拭き仕上げ”を。
◎ 月1：皮脂汚れの集中ケア
皮脂がたまると黒ずみの原因になります。
おすすめ：
リンレイ「オール床クリーナー」（弱アルカリ）
フローリングOKのものを必ず選んでください。
床暖房を使う冬場は特に汚れが固まりやすいため、
この月1ケアで劣化スピードが大きく変わります。
④ 床暖房の寿命を延ばす“保護コーティング”という選択
ここまで掃除を紹介しましたが、
実際には毎日完璧なメンテナンスは難しいものです。
そこで、近年注目されているのが
フローリング保護コーティング。
特にグラシオンのガラスコーティングは
床暖房との相性が非常に良いと言われています。
■ グラシオンが床暖房に向いている根拠
✔ 熱に強い耐熱性
100℃近い温度にも耐えられるため、
床暖房による乾燥・ひび割れを抑制。
✔ 表面硬度9Hで傷が入りにくい
椅子の引きずり・ペットの爪・おもちゃの傷にも強い。
✔ 水・油を寄せつけない防汚性能
黒ずみの原因となる皮脂汚れがつきにくく掃除がラク。
✔ ワックス不要でメンテナンスが激減
一度施工すると長期間保護が続く。
実際、床暖房の家に施工したお客様からは
「もっと早くやっておけばよかった」
という声が圧倒的に多いです。
掃除と併用することで、
床暖房×フローリングの弱点が大幅に改善します。
⑤ まとめ：日々のお手入れが住まいの寿命を決める
床暖房は快適な設備ですが、
その分フローリングへの負担も大きくなります。
しかし——
正しい掃除 × 適切な保護 を行えば
✔ 黒ずみがつきにくくなる
✔ ひび割れ・反りを予防できる
✔ 床暖房の寿命を延ばせる
✔ 掃除の手間が激減する
という大きなメリットがあります。
日々の掃除に限界を感じている方、
劣化が心配な方はぜひ一度ご相談ください。
グラシオン兵庫淡路店・徳島店では、
床暖房対応の高耐久フロアコーティングを提供しています。
