年末の大掃除で“床の印象”をリセットしよう
部屋の第一印象を決めるのは、実は「床のツヤと清潔感」。
気づかないうちに、皮脂やホコリ、ワックス汚れが積み重なり、
フローリングがくすんで見えていませんか?
年末の大掃除は、
ツヤを取り戻し、滑りを防ぐお手入れに最適なタイミングです。
今回は、フローリングを美しく保つための掃除方法と、
掃除後に差がつく“保護ケア”までを徹底解説します。
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フローリングの汚れとくすみの原因
| 汚れの種類 | 主な原因 | 見られる場所 |
|---|---|---|
| 黒ずみ | ホコリ+皮脂汚れ | 人がよく歩く導線上 |
| くすみ | ワックスの劣化・洗剤残り | 床全体・特に日当たりのよい場所 |
| ベタつき | 皮脂・食べこぼし・洗剤残り | キッチン・ダイニングまわり |
| 滑り | ワックスの劣化・摩耗 | 廊下・リビングなど |
原因を見極めると、必要なお手入れが自然とわかります。
掃除の基本ステップ|“乾いた汚れ”→“濡れた汚れ”の順に
① 掃除機&ドライシートでホコリ除去
まずは乾いた状態でホコリや髪の毛を取り除きます。
フローリングワイパーや掃除機を使い、
角や巾木(はばき)まわりも忘れずに。
💡ポイント:掃除機のヘッドを“床に密着させすぎない”ことで、小傷を防げます。
② 中性洗剤で皮脂・ベタつきを落とす
皮脂汚れや食べこぼしには、薄めた中性洗剤が効果的。
- 水2ℓに対して台所用中性洗剤を2〜3滴垂らす
- 柔らかい布を浸してしっかり絞る
- 目に沿って拭き取り、その後乾拭きで仕上げる
💡マイクロファイバークロスを使うとムラになりにくく、光沢が戻ります。

③ ワックスの黒ずみ・くすみを落とす
ワックスが劣化して黒ずんでいる場合は、ワックス剥離剤でリセットを。
- 床専用のワックス剥離剤を薄めて塗布
- 5〜10分放置し、モップで拭き取る
- 乾いたら、必要に応じて再ワックス
ただし、木質や塗装の種類によっては傷む場合があるため、
目立たない場所で試してから全体に行うのがおすすめです。
ツヤ復活のコツ|「保湿×磨き」で輝きアップ
- 床が乾いたら、柔らかい布で全体を乾拭き
- 仕上げにフローリング用ワックスを薄く均一に塗布
- 完全に乾くまで(2〜3時間)は歩かない
自然な光沢を出すには、“厚く塗らない”が鉄則です。
重ね塗りよりも、年2回の薄塗りメンテナンスの方が美しさを保てます。
滑り防止対策|安全性も考えた冬の床ケア
冬場は乾燥によって滑りやすくなることも。
特に子どもや高齢者のいる家庭では、防滑対策が欠かせません。
- 市販の滑り止めワックスを使用
- 階段や玄関には防滑コーティング剤をプラス
- 水拭き後は完全に乾かす
💡過剰なワックスは逆に滑りやすくなることもあるため、
“塗りすぎ注意”がポイントです。
掃除後の“保護ケア”でツヤを長持ち
ピカピカに仕上げた床を長く維持するには、表面保護が効果的。
特におすすめなのが、ガラスコーティングによるフロア保護です。
- 傷や汚れの付着を防ぎ、ツヤをキープ
- ワックス不要で日常のお手入れがラク
- 防滑性が高く、小さな子どもやペットにも安心
コーティング後は、乾拭きだけで清潔感を維持できます。
忙しい家庭ほど、その手軽さを実感できるでしょう。
まとめ|ツヤと清潔感のある床で新年を迎えよう
フローリングの大掃除は、「ホコリ除去 → 皮脂汚れ落とし → 保護仕上げ」が基本。
クリーンで滑りにくい床は、毎日の暮らしを快適にしてくれます。
しっかり掃除をしたあとは、
ガラスコーティングによる保護ケアでツヤと安全性を長持ちさせましょう。
床が輝くだけで、部屋全体の雰囲気も見違えるように変わります。