どちらも共通するメリットとは?
トイレのコーティングには、親水性と撥水性の2タイプがあります。どちらを選んでも、便器表面を保護して「汚れがつきにくくなる」「掃除の手間が減る」「においがこもりにくくなる」といったメリットが得られます。毎日使う空間だからこそ、お手入れのしやすさは非常に重要です。
【親水性】水となじんで汚れを浮かせるタイプ
親水性コーティングは、水と表面がなじみやすく、便器に付いた汚れを水の膜が包み込み、自然と洗い流す仕組みです。ウォシュレットの水流や日常的な洗浄で、セルフクリーニング効果が発揮されやすく、尿石や黒ずみの防止に向いています。光沢は控えめで、自然な仕上がりを好む方におすすめです。
【撥水性】水も汚れもはじく強力ガード
撥水性コーティングは、水を玉状にはじく性質を持ち、便器表面に水分や汚れが残りにくくなります。水アカの付着やぬめりの発生を抑え、乾きも早いため清潔感を保ちやすいのが特長です。ツヤ感のある仕上がりで、見た目の高級感も重視する方に好評です。
価格の目安と施工の違い
価格は素材や施工範囲によって異なりますが、一般的な家庭用トイレ1台を例にすると、次のような目安になります。
・撥水性ガラスコーティング:12,000円(持続年数 約2年)
・親水性ガラスコーティング:19,000円~(持続年数 約5~10年、最大15年)
・撥水性セラミックコーティング:29,000円~(持続年数 約15年、最大30年)
短期間で定期的にメンテナンスしたい方にはコストを抑えたガラスコーティング、長期間にわたって清潔さを維持したい方にはセラミックコーティングがおすすめです。耐久性を重視する場合は、圧倒的にセラミックタイプの撥水性コーティングが優位となります。
結局どちらがいい?迷ったら…
どちらのタイプも、汚れがつきにくくなり、トイレ掃除がグッとラクになる点では共通しています。選ぶポイントは、「仕上がりの見た目(水になじむ自然なマット感か、ツヤのある光沢か)」、「どのくらいの期間掃除の手間を減らし快適に保ちたいか」といったライフスタイルの違いにあります。
グラシオン大阪住吉店では、お客様のご要望やご予算に合わせて、最適なコーティングプランをご提案しています。汚れにくく、キレイが続くトイレ環境づくりを、ぜひ私たちにお任せください。