中古住宅を購入して、いよいよ新生活。

新築住宅とは違い、中古住宅にはこれまでの暮らしによって付いた床の傷・汚れ・水垢・カビ・臭い・設備の劣化などが残っている場合があります。

「購入したけど、入居前に何から始めればいい?」

「掃除はどこまでやればいい?」

「家具を入れる前にやっておいたほうがいいことは?」

このように、入居前の準備に悩む方も多いのではないでしょうか。

特に中古住宅は、家具や家電を搬入してしまうと、掃除や床のメンテナンスがしにくくなる場所があります。

だからこそ、入居前の何もない状態で家を一度リセットしておくことが大切です。

今回は、中古住宅を購入したら最初にやるべきことを、掃除・床・水回り・子どもやペットへの対策まで含めて詳しく解説します。


中古住宅を購入したら最初にやるべきこと10選

まずは、入居前にやっておきたいことを一覧で確認しましょう。

  1. 家全体の状態を確認する
  2. 入居前の状態を写真に残す
  3. 不要なものを撤去する
  4. 家全体を掃除する
  5. 水回りを重点的に掃除する
  6. フローリングの状態を確認する
  7. 傷や汚れへの対策をする
  8. 家具・家電の設置場所を決める
  9. 子どもやペットの生活を想定する
  10. 必要に応じてコーティングを検討する

ポイントは、家具を搬入する前にできることを優先することです。


1.まずは中古住宅全体の状態を確認する

中古住宅を購入したら、いきなり掃除を始めるのではなく、まず家全体を確認しましょう。

チェックしたい場所は、

  • フローリング
  • 壁紙
  • 建具
  • キッチン
  • 浴室
  • 洗面所
  • トイレ
  • 玄関
  • 窓・サッシ
  • 収納内部

などです。

特に注意したいのが、普段の生活では見えにくい場所です。

例えば収納の奥、家具が置かれていた場所、床の隅、洗面台の下などは、前の住人が生活していた際の汚れが残っていることがあります。

「見た目がキレイだから大丈夫」と判断せず、一度家全体をチェックしておきましょう。


2.入居前の状態を写真に残しておく

掃除や荷物の搬入を始める前に、家の状態を写真に残しておくのもおすすめです。

例えば、

  • 床の傷
  • フローリングの色ムラ
  • 壁紙の汚れ
  • 建具の傷
  • 水回りの状態
  • 設備の状態

などです。

中古住宅では、もともとあった傷なのか、入居後にできた傷なのか分からなくなることがあります。

入居前の状態を記録しておけば、後から確認するときにも役立ちます。


3.不要なものは掃除前に撤去する

中古住宅の場合、前の住人が残した家具や収納用品などがあるケースもあります。

不要なものがある場合は、掃除を始める前に整理しておきましょう。

物が残った状態で掃除すると、

物を移動する
↓
掃除する
↓
また物を戻す

という作業が必要になります。

できるだけ何もない状態にしておけば、床や壁、収納の奥まで確認しやすくなります。


4.入居前に家全体を掃除する

中古住宅の入居前掃除では、普段の掃除では手が届きにくい場所を優先しましょう。

例えば、

  • 照明
  • 天井・壁
  • エアコン周辺
  • 窓
  • サッシ
  • 網戸
  • 収納内部
  • ドア・建具
  • 床
  • 玄関

などです。

基本的には、上から下へ、奥から手前へ掃除すると効率的です。

ただし、床材や住宅設備によって適した掃除方法が異なります。

強い洗剤や研磨剤を使う前に、床材・設備の取扱説明書やメーカーの注意事項を確認しましょう。


5.中古住宅は水回りを重点的に掃除する

中古住宅の入居前掃除で特に確認したいのが水回りです。

水回りは日常的に水を使うため、

  • 水垢
  • 石けんカス
  • 皮脂汚れ
  • カビ
  • 排水口の汚れ

などが蓄積しやすい場所です。

キッチン

キッチンでは、

  • シンク
  • 蛇口
  • 排水口
  • コンロ周辺
  • レンジフード
  • 収納内部

を確認しましょう。

油汚れと水垢では適した掃除方法が違うため、汚れの種類を見極めることが大切です。

浴室

浴室では、

  • 浴槽
  • 床
  • 壁
  • 鏡
  • 蛇口
  • 排水口
  • ゴムパッキン
  • 換気設備周辺

をチェックします。

特に鏡や蛇口などに白い汚れが付着している場合は、水垢の可能性があります。

洗面所

洗面所では、

  • 洗面ボウル
  • 蛇口
  • 排水口
  • 鏡
  • 収納内部

を確認しましょう。

中古住宅の場合、表面の汚れだけでなく、収納内部や排水口なども確認しておくことが大切です。


6.中古住宅のフローリングは入念に確認する

中古住宅で特に重要なのがフローリングの状態確認です。

床は家の中でも使用頻度が非常に高く、これまでの生活によるダメージが出やすい場所です。

確認したいのは、

  • 擦り傷
  • へこみ
  • 黒ずみ
  • ベタつき
  • 色あせ
  • ワックスの劣化
  • 表面の傷み

などです。

ここで重要なのは、

「汚れ」と「床そのものの劣化」を分けて考えること。

汚れなら掃除によって改善できる場合があります。

一方、

  • 深い傷
  • へこみ
  • 表面の劣化
  • 色あせ

などは、掃除だけでは改善できない場合があります。

「掃除してもキレイにならない」と感じた場合は、床材そのものの状態を確認しましょう。


7.家具を入れる前に床の保護を考える

中古住宅でも、家具を搬入する前に床の保護方法を考えておきましょう。

特に、

  • ソファ
  • ダイニングテーブル
  • ダイニングチェア
  • ベッド
  • テレビ台
  • 食器棚

などは、設置後に移動するのが大変です。

家具の脚に床材に適した保護材を取り付けるなど、傷やへこみを防ぐ工夫をしておくと安心です。

ただし、床材によっては使用できない保護材もあるため、床材メーカーなどの推奨方法を確認しましょう。


8.中古住宅の床は「張り替え」だけが選択肢ではない

中古住宅の床を見て、

「思ったより傷がある……」

「少し古く見える……」

と感じることもあるでしょう。

このとき、すぐに「床を全部張り替えよう」と考える必要はありません。

床の状態によっては、

クリーニング
↓
補修
↓
コーティング

などの方法を検討できる場合があります。

もちろん、床材自体が大きく劣化している場合などは張り替えが必要になることもあります。

重要なのは、現在の床の状態を確認してから方法を選ぶことです。


9.中古住宅でもフロアコーティングは選択肢になる

「フロアコーティングは新築でするもの」と思っている方もいるかもしれません。

しかし、中古住宅でもフロアコーティングを検討できます。

中古住宅の場合は、現在の床の状態を確認したうえで、

  • 床材の種類
  • 既存ワックス
  • 傷
  • 汚れ
  • 表面の劣化
  • 過去のメンテナンス状況

などを考慮することが重要です。

施工前に適切な下処理を行うことで、これから始まる新生活に合わせて床を保護するという考え方ができます。


10.子どもやペットがいるなら入居前に床対策を

中古住宅を購入したタイミングで、

  • 子どもが生まれる
  • 子どもが小さい
  • ペットを飼っている
  • これからペットを迎える

という家庭もあるでしょう。

この場合は、入居前に床対策を考えておくことをおすすめします。

子どもがいると、

  • 食べこぼし
  • 飲みこぼし
  • おもちゃ
  • ミニカー
  • クレヨン
  • 砂や泥
  • 走り回ること

など、床への負担が増えます。

ペットの場合も、

  • 爪による傷
  • 足跡
  • 毛
  • 食べこぼし
  • トイレ周辺の汚れ

などが気になります。

中古住宅だからこそ、これまでの傷や汚れを確認したうえで、これからの生活に合わせた対策をすることが重要です。


中古住宅の入居前にやっておきたい「床対策」

中古住宅の床をこれから長く使うなら、生活スタイルに合わせて対策を考えましょう。

傷が気になる家庭

家具の脚や子どものおもちゃなどによる傷を想定します。

汚れが気になる家庭

食べこぼしや飲みこぼし、水分などを想定します。

子育て家庭

走り回る、遊ぶ、食べるなど、子どもの生活を想定します。

ペット家庭

爪による傷や汚れなどを想定します。

そして、こうした生活スタイルに合わせて、床材に適した保護方法を選びます。


中古住宅の入居前にやってはいけないこと

入居前だからといって、何をしてもいいわけではありません。

特に注意したいのが、床や設備に合わない方法で掃除することです。

例えば、

  • 強い洗剤をいきなり使う
  • 床を強くこする
  • 研磨剤で床を削る
  • ワックスを自己判断で重ね塗りする
  • 素材が分からないままコーティングする

といった方法は避けたほうがよいでしょう。

汚れを落とそうとして、床表面を傷めてしまう可能性があります。

中古住宅の床は、新築とは違って過去のメンテナンス状況が分からない場合もあります。

そのため、床材や現在の状態を確認してから対策することが重要です。


中古住宅の入居前掃除は「全部自分でやる」必要はない

中古住宅の入居前は、やることが多くなりがちです。

特に、

  • 頑固な水垢
  • 浴室のカビ
  • 油汚れ
  • 床の黒ずみ
  • 床のワックス劣化

などは、無理に自分だけで対応しようとすると時間がかかります。

自分でできる部分は掃除し、難しい部分は専門業者へ相談するという方法もあります。

大切なのは、入居後に掃除し続けるのではなく、入居前にできるだけ家を整えておくことです。


中古住宅の入居前チェックリスト

最後に、入居前に確認しておきたい項目をまとめます。

家全体

  • □ 家全体の状態を確認した
  • □ 入居前の写真を撮影した
  • □ 不要なものを撤去した
  • □ 収納内部を確認した

掃除

  • □ 窓・サッシ
  • □ 網戸
  • □ 収納
  • □ 建具
  • □ 床
  • □ 玄関
  • □ キッチン
  • □ 浴室
  • □ 洗面所
  • □ トイレ

床

  • □ 床材の種類を確認した
  • □ 傷を確認した
  • □ へこみを確認した
  • □ 黒ずみを確認した
  • □ ワックスの状態を確認した
  • □ 家具による傷対策を考えた
  • □ フロアコーティングを検討した

水回り

  • □ キッチンの水垢を確認した
  • □ シンクを確認した
  • □ 浴室のカビを確認した
  • □ 鏡の水垢を確認した
  • □ 洗面台を確認した
  • □ 排水口を確認した

家族構成

  • □ 子どもの生活を想定した
  • □ ペットの生活を想定した
  • □ 掃除しやすい家具配置を考えた

中古住宅は「入居前」が家をリセットする最大のチャンス

中古住宅を購入したら、できるだけ早い段階で家全体の状態を確認しましょう。

特に大切なのは、

確認する
↓
記録する
↓
掃除する
↓
傷・劣化を確認する
↓
必要な場所を保護する
↓
家具を搬入する

という流れです。

入居後は家具や荷物が増え、床や水回りをまとめて掃除するのが難しくなります。

だからこそ、何も置かれていない入居前のタイミングを有効活用することがポイントです。

そして、これから長く暮らす予定なら、単に「今ある汚れを落とす」だけではなく、これから汚れや傷が増えにくい環境を作ることも考えてみましょう。


中古住宅の床を長くキレイに保つならフロアコーティング

中古住宅を購入した方から、

「床を全部張り替えるほどではないけれど、これからキレイに使いたい」

「子どもがいるので、床の汚れが心配」

「中古住宅だからこそ、入居前に床を整えたい」

という相談が出てくることがあります。

このような場合、フロアコーティングも選択肢の一つです。

ただし、中古住宅は床の状態が一軒ごとに異なります。

既存ワックスの有無や床材、傷や劣化の状態などを確認したうえで、適した施工方法を選ぶことが重要です。


グラシオンのフロアコーティング

ハウスコーティング専門店グラシオンでは、生活スタイルや希望する仕上がりに合わせて複数のフロアコーティングを用意しています。

ガラスコーティング薄膜

自然なフローリングの見た目をできるだけ変えずに、防汚性能を高めたい方におすすめです。

20年保証。

ただし、薄膜タイプには傷防止効果はありません。

そのため、傷対策よりも汚れ対策を重視したい方に向いています。

ガラスコーティング中膜

防汚性能と耐久性のバランスを重視したタイプです。

床の見た目と保護性能のバランスを考えたい家庭に適しています。

セラミックコーティング厚膜

床の傷や汚れが気になる家庭には、厚膜タイプが候補になります。

30年保証。

強い傷防止性能や防汚性能、耐薬品性などが特徴です。

子どもやペットと暮らす家庭など、床への負担が大きくなりやすい場合にも検討できます。


水回りも中古住宅の入居前に対策を

中古住宅では、床と同じくらい水回りも重要です。

特に、

  • キッチンシンク
  • 洗面台
  • 浴室
  • 蛇口
  • 人造大理石

などは、毎日水を使うため汚れが蓄積しやすい場所です。

グラシオンでは、水回り向けのコーティングも取り扱っています。

無機ガラスコーティング

15年保証。

水垢対策を重視したい方に適しており、ステンレスシンクや人造大理石にも対応しています。

セラミックコーティング

15年タイプ・30年タイプ。

撥水性、防汚性能、耐薬品性などを備え、毎日使用する水回りを長くキレイに保ちたい場合に適しています。


まとめ|中古住宅は入居前の「ひと手間」が大切

中古住宅を購入したら、入居前にまず家全体の状態を確認しましょう。

そして、

①状態確認
②写真撮影
③不要なものを撤去
④入居前掃除
⑤水回りの確認
⑥床の状態確認
⑦傷・汚れ対策
⑧家具・家電の配置
⑨子ども・ペット対策
⑩必要に応じてコーティング

という順番で準備していくと効率的です。

中古住宅は新築とは違い、前の住人が使用したことで生じた傷や汚れがあります。

しかし、それを「中古だから仕方ない」と諦める必要はありません。

これから自分たちが暮らす家だからこそ、入居前に一度リセットして、これからの生活に合わせて守っていく。

この考え方が、中古住宅を長く快適に使うためのポイントです。

特に床は毎日使う場所だからこそ、家具を入れる前に状態を確認し、必要に応じてクリーニングや補修、フロアコーティングなどを検討してみましょう。


愛知・岐阜・三重で中古住宅のコーティングをご検討の方へ

ハウスコーティング専門店グラシオンでは、愛知・岐阜・三重を中心に、東海4県+滋賀県でフロアコーティング・水回りコーティングを施工しています。

中古住宅の場合は、新築以上に現在の床の状態を確認してから施工方法を決めることが重要です。

「中古住宅の床をこれから長くキレイに使いたい」

「入居前にできる床対策を知りたい」

「水回りの汚れもまとめて対策したい」

という方は、入居前のコーティングも選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。