新築でフロアコーティングを検討していると、「いつ業者へ相談すればいい?」「引き渡し当日に施工できる?」「引越しまで何日空ければいい?」と、日程で迷うことがあります。
先に結論を書くと、施工するなら家具搬入前が進めやすいですが、相談や見積もりはもっと前から始められます。
大切なのは、引き渡し日が決まってから慌てて業者を探すのではなく、床材の品番確認、施工可否、見積もり、施工日、乾燥・硬化時間、家具搬入日までを一つの流れで考えることです。
この記事では、新築フロアコーティングを検討し始める時期から、内覧会、引き渡し、施工、家具搬入、入居までの順番を解説します。
相談は床材の品番が分かった段階から始められる
フロアコーティングの相談は、引き渡し日が確定するまで待つ必要はありません。
床材の商品名や品番が分かれば、施工できる床材か、どのコーティングが候補になるか、概算の施工範囲などを確認できます。
仕様書や仕上表などで床材を確認し、分からない場合はハウスメーカーや工務店へ確認してください。ワックス不要床では、第三者コーティングの可否や保証条件も事前に確認します。
引き渡し日の1〜2か月前を目安に具体化する
引き渡し日や入居予定日が見えてきた段階で、見積もりと日程相談を具体化しておくと進めやすいです。
特に2〜4月など引っ越しが集中する時期や、土日祝日を希望する場合は、希望日が埋まることがあります。
ただし期限が一律に決まっているわけではありません。予約状況や施工面積、コーティングの種類で変わるため、日程が見えたら早めに相談します。
内覧会では床の傷と床材情報を確認する
内覧会は、施工前の床状態を確認できる重要なタイミングです。
確認したいのは、
・床材の商品名や品番に間違いがないか
・目立つ傷やへこみがないか
・補修予定の箇所がないか
・ワックスなどが施工されていないか
・引き渡しまでに追加工事が予定されていないか
といった点です。
新築でも傷がないとは限りません。気になる箇所は施工前に写真で残しておくと確認しやすくなります。
補修工事が予定されている場合は、その作業が終わる前にコーティングしないよう日程を調整します。
基本は引き渡し後から家具搬入前
外部の専門業者へ依頼する場合、基本の施工時期は住宅の引き渡し後、家具や家電を搬入する前です。
引き渡し前の住宅はまだ施主が自由に入れる状態ではないため、外部業者を入れられるかどうかは住宅会社や売主のルールによって異なります。
引き渡し後なら、施主側で鍵を管理して施工日を設定しやすくなります。
また、家具がない状態なら床全体を施工しやすく、家具移動も不要です。
引き渡し当日に施工するなら時間の余裕を確認
引き渡し当日に施工できる場合もありますが、時間には注意が必要です。
午前中に引き渡しを受け、その直後から施工する予定でも、鍵の受け渡しや設備説明が長引く可能性があります。
さらに施工前には床の状態確認や清掃、養生などが必要です。
施工面積や施工方法によって作業時間は異なるため、「引き渡しが終わったらそのまま数時間で全部終わる」と決めつけず、施工会社へ開始可能時間を伝えて確認してください。
施工日は他の業者と重ねない方が安全
新築では、エアコンや家具・家電などの設置工事が集中します。
しかし、フロアコーティング施工中や乾燥中に他の業者が室内を出入りすると、ホコリの混入、足跡、養生の破損などにつながる可能性があります。
そのため、コーティング施工日はできるだけ単独で確保した方が安全です。
特に室内外を何度も行き来するエアコン工事や家具搬入は、施工日と分けて計画してください。
施工後すぐ家具を入れられるとは限らない
施工当日に表面が乾いて見えても、すぐ重量家具を置けるとは限りません。
フロアコーティングには、歩行できる状態になるまでの時間と、家具や重量物を置きやすくなるまでの硬化時間があります。
必要時間はコーティングの種類、気温、湿度、施工条件で変わるため、「翌日なら必ず引越しできる」とは言えません。
家具搬入日を決める前に、
・施工当日は入室できるか
・いつから歩行できるか
・家具や冷蔵庫をいつから置けるか
・ラグやマットはいつから敷けるか
を施工会社へ確認してください。
おすすめは引き渡しから家具搬入まで数日確保すること
理想的なのは、引き渡しと引越しを同日にせず、その間に施工日と必要な乾燥・硬化時間を確保することです。
例えば、
引き渡し
↓
床の最終確認
↓
フロアコーティング施工
↓
施工会社指定の乾燥・硬化時間
↓
家具・家電搬入
↓
入居
という順番です。
何日空ける必要があるかは施工仕様によって変わります。日数を固定するのではなく、採用するコーティングの条件から逆算してください。
引越し日が先に決まっている場合は逆算する
すでに引越し日が変更できない場合は、その日から逆算します。
例えば土曜日に家具搬入するなら、「何曜日までに施工を終えればよいか」を施工会社へ確認します。
必要な硬化時間を確保できない場合は、
・施工日を前倒しする
・家具搬入日を変更する
・施工範囲を見直す
・今回は施工を見送る
といった判断も必要です。
無理な日程で施工するより、施工条件を満たせるかを優先してください。
新築マンションでは管理規約と搬入ルールも確認
新築マンションでは、施工そのものだけでなく外部業者の入館ルールも確認します。
管理規約や使用細則によって、
・工事申請
・作業可能な曜日と時間
・共用部の養生
・エレベーターの使用
・駐車場所
などが定められている場合があります。
家具搬入と施工業者の入館が重なると調整が難しくなることもあるため、早めに管理会社へ確認してください。
入居後でも施工できるが条件は変わる
引越しまで時間がなくても、「今やらなければ二度と施工できない」というわけではありません。
入居後でも施工できる場合があります。
ただし、家具や荷物の移動、既存ワックスや汚れの除去などが必要になり、新築入居前より工程や費用が増える可能性があります。
入居前に無理な日程を組むくらいなら、入居後にあらためて施工条件を整える選択もあります。
よくある質問
まだ引き渡し日が決まっていなくても相談できますか?
床材の商品名・品番や間取りが分かれば、施工可否や概算について相談できる場合があります。正式な施工日は引き渡し日が決まってから調整します。
内覧会より前に予約しても大丈夫ですか?
可能な場合があります。ただし床材や施工面積、引き渡し日が変更される可能性もあるため、確定条件を施工会社へ伝えて最終調整してください。
引き渡し当日に施工するのが一番いいですか?
必須ではありません。引き渡しの終了時間や施工時間を十分確保できるなら候補になりますが、翌日以降の方が余裕を持てる場合もあります。
施工翌日に引越しできますか?
コーティングの種類と施工条件によります。歩行可能時間と家具搬入可能時間は同じとは限らないため、施工会社へ確認してください。
入居前に間に合わなかったら諦めるべきですか?
入居後でも施工できる場合があります。家具移動や下地処理など条件が変わるため、改めて見積もりを確認してください。
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