「カビは落としたはずなのに、しばらくするとまた出てくる」
木の床、柱、窓枠、収納棚…。
木材を使った住まいでは、こうした相談を本当によくいただきます。

ハウスコーティング専門店グラシオンにも、
カビ取りをした“その後”に困っている方からの問い合わせが年々増えています。

実は、
カビ取り=解決
ではありません。

本当に大切なのは、
カビを取ったあと、どう守るか
なのです。


■ 木材は「カビが生えやすい素材」

木材は見た目も温かく、住まいに欠かせない素材ですが、
カビにとっては非常に好条件な環境でもあります。

  • 湿気を吸いやすい
  • 表面に細かな凹凸がある
  • 水分が内部に残りやすい

一度カビが生えた木材は、
表面だけでなく、内部に菌が残っているケースも少なくありません。

そのため、
「漂白剤で白くなった=解決」
と思っていると、数ヶ月後に再発することがあります。


■ カビ取り後に起こりやすい“落とし穴”

実際のお問い合わせで多いのが、こんな声です。

「自分でカビ取りをしたら、色ムラが出た」
「表面が乾燥して、木が傷んだ気がする」
「ニオイは消えたけど、また黒ずんできた」

これは、
✔ 強い薬剤で木の油分まで奪われた
✔ 表面が無防備な状態になった
✔ 湿気を直接吸い込む状態になった

といったことが原因です。

カビを落とした直後の木材は、実は一番無防備なのです。


■ だから必要なのが「その後のコーティング」

木材のカビ対策で重要なのは、
再発させない環境づくり

そこで注目されているのが、
木材専用コーティングです。

コーティングというと
「ツヤが出る」「見た目が変わる」
というイメージを持たれがちですが、

グラシオンの木材コーティングは、
✔ 見た目をほぼ変えず
✔ 木の質感を残し
✔ 湿気や汚れの侵入を防ぐ

ことを目的としています。


■ 木材コーティングで期待できる効果

カビ取り後にコーティングを行うことで、次のような効果が期待できます。

  • 湿気を弾き、カビの再発を抑制
  • 汚れが染み込みにくくなる
  • 日常の掃除がラクになる
  • 木材の劣化スピードを抑える

特に床や窓枠など、
毎日触れる・結露しやすい場所には効果的です。


■ 実際のご相談事例より

築15年の戸建て住宅のお客様。
北側の窓枠と床にカビが出て、市販の薬剤で一度は除去。

しかし半年後、同じ場所に再発。
そこでご相談をいただき、
カビ除去後に木材コーティングを施工しました。

「今までは“また出るかも”と不安でしたが、
今は安心して過ごせています」

こうした声をいただくたび、
対処より予防の大切さを感じます。


■ カビ取り+コーティングがおすすめな方

  • 木の床・柱・窓枠にカビが出たことがある
  • 一度カビ取りをしたが、再発が不安
  • 小さなお子様や高齢のご家族がいる
  • 自然素材の家を長く大切に使いたい
  • 見た目を変えずに対策したい

ひとつでも当てはまる方は、
「カビ取り後のコーティング」を検討する価値があります。


■ 自分でやる?プロに任せる?

軽度な表面カビであれば、
ご自身での対応も可能です。

ただし、
✔ 広範囲
✔ 何度も再発している
✔ 木が黒く変色している

こうした場合は、
無理に自己処理せず、専門業者への相談をおすすめします。

状態を見極めずに処理すると、
木材自体を傷めてしまうこともあるからです。


■ まとめ|木材のカビ対策は「その後」で差が出る

カビを落とすことは大切です。
でも、それだけでは不十分。

カビを取ったあと、どう守るか。

この視点を持つだけで、
木材の寿命も、住まいの快適さも大きく変わります。

「またカビが出たらどうしよう」
そんな不安を抱えたまま暮らすより、
一度、根本から対策してみませんか?

ハウスコーティング専門店グラシオンでは、
木材の状態を見極めたうえで、
最適なカビ対策とコーティングをご提案しています。

まずはお気軽にご相談ください。
その一歩が、再発しない住まいづくりにつながります。