住宅や施設に使われている木材は、温かみがあり、空間の質を高めてくれる素材です。
一方で、
- 押入れや床下の木材が黒ずんでいる
- 窓枠・巾木・フローリングの端に白いカビが出てきた
- 湿気の多い時期になると木部にカビ臭が出る
といった木材特有のカビトラブルに悩まされるケースも少なくありません。
木材のカビは、見た目の問題だけでなく、
再発・腐朽・建材劣化につながるリスクもあるため、正しい知識と対策が重要です。
なぜ木材はカビが発生しやすいのか
木材は「呼吸する素材」と言われるほど、
内部に水分を吸放出する性質を持っています。
カビが発生する主な条件は以下の3つです。
- 湿度(60%以上)
- 温度(20〜30℃前後)
- 栄養源(木材成分・ホコリ・皮脂)
特に、
- 押入れ
- 床下
- 北側の部屋
- 結露しやすい窓周辺
などは、これらの条件が揃いやすく、木材カビの温床になります。
木材のカビを放置すると起こる問題
木材のカビは、初期段階では表面に留まっていますが、
放置すると次のような問題につながります。
- 黒ずみ・変色が取れなくなる
- 木材内部まで菌糸が侵入する
- 強度低下や腐朽の原因になる
- カビ臭が室内に広がる
市販の除菌スプレーやアルコールで一時的に落ちたように見えても、
根本的な解決になっていないケースが非常に多いのが実情です。
正しい木材カビ取りの考え方
木材のカビ取りで重要なのは、
「色を落とすこと」ではなく、菌を除去し、再発しない状態を作ることです。
正しい工程は以下の通りです。
- カビの種類・木材状態を確認
- 木材に適した方法でカビを除去
- 乾燥処理を徹底
- 防カビ対策(コーティング)を行う
この工程を踏まないと、
短期間で再発する可能性が非常に高くなります。
木材カビ取りでよくある間違い
・塩素系漂白剤を直接使う
→ 色は落ちても、木材を傷め、内部にカビが残るケースが多い。
・強くこすりすぎる
→ 表面を荒らし、かえってカビが付きやすくなる。
・カビ取り後の処理をしない
→ 再発リスクが最も高いパターン。
木材は非常にデリケートな素材のため、
素材特性を理解した処理が不可欠です。
カビ取り後に重要なのが「防カビ対策」
カビを除去した後の木材は、
一時的に無防備な状態になります。
ここで何もしなければ、
湿度条件が整ったタイミングで再びカビが発生します。
そこで有効なのが、
抗菌ガラスコーティングによる防カビ対策です。
抗菌ガラスコーティングが木材に有効な理由
抗菌ガラスコーティングは、
木材表面に無機ガラス被膜を形成し、以下の効果を発揮します。
- 表面を保護し、湿気の侵入を抑制
- カビの定着を防ぐ
- 銀イオンを保有し、抗菌効果を発揮
- 木材の質感を大きく変えずに施工可能
特に、銀イオンによる抗菌性能は、
カビの発生・増殖を抑制する点で非常に有効です。
こんな木部におすすめの対策
- 押入れ内部の木部
- フローリングの端部・巾木
- 窓枠・建具
- 造作棚・カウンター
- 旅館・宿泊施設の木部内装
一般住宅だけでなく、
宿泊施設・店舗・施設管理の現場でも採用されています。
カビ取り+コーティングで得られるメリット
- カビの再発リスクを大幅に低減
- 木材の美観を長期維持
- 建材の寿命延長
- 日常管理の簡易化
「カビが出たら掃除する」ではなく、
**「カビが出にくい状態を維持する」**という考え方が重要です。
まとめ|木材カビ対策は“除去+予防”が基本
木材のカビ取りは、
除去だけでは不十分で、必ず再発防止まで考える必要があります。
適切なカビ取り処理と、
抗菌ガラスコーティング(銀イオン保有)による防カビ対策を組み合わせることで、
木材本来の美しさと機能性を長く守ることが可能です。
愛知県常滑市を拠点に、
岐阜県・三重県への出張施工は出張料無料で対応しております。
現地調査・お見積りは無料ですので、
木材のカビでお困りの際はお気軽にご相談ください。