ハウスコーティング専門店グラシオンです。

本日は、本当にカビや汚れはつかなくなる?お風呂コーティングの真実について紹介します。

「お風呂のコーティングって、本当にカビや汚れがつかなくなるの?」
そんな疑問を持つ方は少なくありません。確かに、浴室は毎日使う場所であり、水気や皮脂、石けんカスがたまりやすく、掃除の手間もかかるため、できるだけ清潔に保ちたい場所です。そこで注目されているのが「浴室専用コーティング」。今回は、実際にどこまでの効果が期待できるのか、そして本当にカビや汚れを防げるのかを解説します。

コーティングで“汚れがつかない”は本当?

まず結論から言えば、「汚れやカビがまったくつかなくなるわけではないが、非常につきにくくなる」というのが正しい理解です。
お風呂コーティングの主な役割は、浴槽や床、壁の表面に薄い保護膜を作り、汚れが素材の内部に入り込むのを防ぐことです。この保護膜により、皮脂や水垢、石けんカスなどがこびり付きにくくなり、簡単な水拭きやシャワーだけでも落ちやすくなります。

カビについても、コーティング剤に防カビ成分が配合されている場合、カビの原因菌の繁殖を抑える効果が期待できます。とはいえ、湿気が多く、換気が不十分な環境では、コーティングしていてもカビが発生することがあります。そのため、“コーティング+換気や定期的な拭き取り”が理想の対策となります。

汚れに強い理由とは?

お風呂用コーティングの大きな特長は「撥水性」と「防汚性」です。
施工後は、水滴が玉のように転がりやすくなり、浴室内に水分がとどまりにくくなります。これにより、水垢やカビの原因となる「水の滞留」を防げるのです。

また、表面に形成されるコーティング膜は、ミクロレベルで滑らか。これにより、細かな凹凸に汚れが入り込まず、日常的な掃除が圧倒的にラクになります。

掃除の頻度は減らせる?

コーティングをしてもまったく掃除しなくていい、というわけではありません。しかし、従来のようにゴシゴシと擦ったり、強力な洗剤を頻繁に使ったりする必要はなくなります。軽く水で流す、柔らかいスポンジでサッと拭く程度で汚れが落ちるので、掃除の手間や時間を大幅に削減できるのは大きなメリットです。

効果の持続期間は?

コーティングの種類や施工範囲にもよりますが、一般的に1〜5年程度の持続効果が期待できます。部分的に効果が落ちてきた場合も、再施工が可能な場合が多いため、長期的に浴室を清潔に保つことができます。

完璧ではないが、確かな効果あり

「コーティングをすれば、カビや汚れは100%つかなくなる」——これは過剰な期待かもしれません。しかし、汚れの付着を最小限に抑え、掃除を楽にし、浴室を美しく保つという点では、非常に高い効果を発揮します。

特に、以下のような方にとっては大きなメリットがあります。

  • 忙しくて浴室掃除の時間が取れない
  • 小さなお子様や高齢の家族がいるため、カビの健康リスクを避けたい
  • 浴室リフォームを少しでも先延ばしにしたい
  • 美しい浴室空間を長く保ちたい

お風呂コーティングは「手間をかけずに、快適で清潔な空間を維持する」ための賢い選択です。今のお風呂に不満がある方は、ぜひ一度、検討してみてはいかがでしょうか。

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