ハウスコーティング専門店グラシオンです。
浴室や洗面台は、家の中でも特に汚れやすく、掃除に手間がかかる場所です。水垢、石けんカス、カビなどは放置すると落としにくくなり、美観を損ねるだけでなく衛生面にも影響します。そこで注目されているのが「浴室・洗面台のコーティング」。防汚・防カビ効果を発揮し、普段のお手入れをぐっとラクにしてくれる便利な方法です。
しかし、せっかくコーティングを施しても、間違った使い方をすると効果が半減してしまうこともあります。この記事では、浴室・洗面台コーティングを長持ちさせる5つのコツをご紹介します。
1. 施工直後は強い洗剤や研磨剤を使わない
コーティング直後は、被膜が完全に定着するまで時間が必要です。施工直後に強力な酸性・アルカリ性洗剤や研磨入りのスポンジを使うと、膜を傷つけて効果を弱める原因になります。
ポイント
- 施工後1週間程度は中性洗剤を使用
- やわらかいスポンジやクロスで軽く洗う
- 研磨剤入りクレンザーやメラミンスポンジは避ける
これだけで、コーティングの定着率が格段に上がり、長持ちにつながります。
2. 使用後は水滴を残さない
浴室や洗面台の大敵は「水滴」です。水が残ることで水垢やカビの原因になります。コーティングは撥水性に優れていますが、毎回の使い方で寿命が変わってきます。
おすすめ習慣
- 入浴後や洗顔後にスクイージーやタオルで水を切る
- 特に鏡・蛇口まわりは水滴を残さないようにする
- 換気扇や浴室乾燥機を活用して湿気を飛ばす
コーティングと「乾燥の習慣」をセットにすれば、水垢・カビの発生をぐっと減らせます。
3. 定期的な簡単清掃を怠らない
「コーティングしたから掃除不要」と思いがちですが、それは誤解です。コーティングはあくまで「汚れを付きにくくする」もの。軽い汚れを定期的に落とすことが、長く清潔を保つ秘訣です。
清掃の目安
- 週に1〜2回、シャワーで軽く流してスポンジでこする
- 月に1回程度、中性洗剤を使ってリセット清掃
- 目に見える水垢や石けんカスは早めに除去
このちょっとした手間で、コーティング層が本来の効果を長期間発揮します。
4. 部分的な補修・再施工を取り入れる
浴室や洗面台は日常的に使用するため、どうしても摩耗する箇所が出てきます。特に蛇口まわりやよく手が触れる部分は効果が弱まりやすいです。
対応方法
- 気になる箇所だけ部分補修用のコーティング剤を塗布
- 2〜3年を目安にプロによる再施工を検討
- 水滴が残りやすい部分は優先的にケア
部分補修をこまめに行えば、全体の寿命も延びて経済的です。
5. 季節ごとのトラブルに注意する
実は、浴室・洗面台は季節によって汚れ方が変わります。秋冬は結露が発生しやすく、カビの温床になりやすい時期です。
秋冬の注意点
- 換気をしっかり行い湿気をためない
- 結露が出やすい窓まわりや鏡は水分を拭き取る
- 暖房による乾燥でひび割れやコーティングの劣化が進む場合は、加湿器で室内の湿度を調整
このように季節ごとにケアを意識することで、常に快適で清潔な水まわりを維持できます。
まとめ
浴室や洗面台のコーティングは、日々の掃除の負担を減らし、清潔な空間を長く保つための心強い味方です。ただし、その効果を最大限発揮させるには、**「施工後の扱い方」と「日常のちょっとした習慣」**が大切です。
- 強い洗剤や研磨は避ける
- 水滴を残さない
- 定期的な軽清掃
- 部分補修を取り入れる
- 季節ごとの対策を行う
この5つを実践すれば、浴室・洗面台のコーティングは長持ちし、年末の大掃除もぐっとラクになります。
👉 秋・冬前の今こそ、コーティング施工のベストタイミング。気になる方はグラシオンに相談してみてはいかがでしょうか。