ハウスコーティング専門店グラシオンです。
トイレのイヤな臭いは、便器そのものだけでなく、壁や床に染み込んだ汚れや菌が原因になっていることがあります。掃除をしてもなかなか取れない臭いに悩まされている方も多いでしょう。特に北海道のように冬が長く暖房を長時間使用する地域では、臭いのこもりやすさが他地域よりも顕著です。今回は、そんな北海道の住環境に合わせたトイレ防臭・抗菌コーティングの魅力をご紹介します。
■ なぜ壁と床が臭いの温床になるのか
トイレの臭いの主犯は、尿に含まれるアンモニアや、時間とともに固着する尿石です。これらは便器内だけでなく、使用時の飛び散りや空気中の微粒子によって、壁や床にも付着します。
特にトイレの床材(クッションフロアやタイルの目地)、壁紙の下部は吸水性があり、一度染み込むと拭き掃除では完全に除去できません。こうして目に見えない“臭いの根”が残り、常に臭いを発し続けてしまいます。
北海道では冬場、窓を開けて換気をする機会が少なく、暖房で室内の空気がこもりやすい環境です。これが臭いを閉じ込め、より気になりやすい状態をつくってしまうのです。
■ 防臭・抗菌コーティングの仕組み
防臭・抗菌コーティングは、壁や床の表面に透明で強靭な保護膜を形成し、汚れや水分、菌の侵入を防ぎます。施工後はアンモニアや尿石の染み込みを抑え、付着しても簡単に拭き取れるようになります。さらに、抗菌成分が菌やカビの繁殖を抑制し、衛生的な状態を長期間維持できます。
防臭効果も高く、芳香剤や消臭スプレーを常用しなくても、トイレ独特の不快な臭いを軽減できます。
■ 北海道仕様のポイント
北海道は長い冬の間、暖房を入れっぱなしにする家庭が多く、室内は乾燥と結露が繰り返されます。この環境は、汚れの固着やカビの発生を招きやすくします。
防臭・抗菌コーティングは、このような結露や温度変化にも強い耐久性を持ち、1年を通して安定した効果を発揮します。特に以下の点が北海道の住まいに向いています。
- 冬の換気不足による臭いのこもりを軽減
- 結露によるカビ・菌の発生を抑制
- 暖房による乾燥と湿気の急変にも劣化しにくい
■ 賃貸・持ち家問わず施工可能
北海道では賃貸マンションやアパートも多く、構造上トイレに窓がない物件も少なくありません。このような物件では特に臭いがこもりやすく、防臭・抗菌コーティングの効果が大きく感じられます。
施工は既存の内装をそのまま活かせるため、賃貸でも可能な場合があります。持ち家の場合は、新築やリフォーム時に施工しておけば、長期間メンテナンスが楽になります。
■ 効果を長持ちさせるためのコツ
コーティング後は基本的な掃除も簡単になりますが、長持ちさせるためには日常のお手入れが大切です。
- 研磨剤入り洗剤や硬いブラシは避ける
- 柔らかい布や中性洗剤で優しく拭く
- 定期的な換気(冬は暖房使用時でも数分の換気を習慣に)
このちょっとした配慮で、コーティング効果はさらに長く保てます。
■ まとめ
北海道のトイレは、冬の暖房と換気不足によって臭いがこもりやすく、壁や床に染み込んだ汚れが臭いの根本原因になります。防臭・抗菌コーティングは、こうした環境に合わせて臭いと菌の発生を抑え、清潔で快適なトイレ空間を維持する心強い味方です。
「掃除しても臭いが取れない」「冬場のこもった空気が気になる」という方は、この冬からトイレ全体のコーティングを取り入れてみてはいかがでしょうか。