お風呂掃除をしていると、床にうっすらと白い汚れがこびりついているのを見つけたことはありませんか?こすってもなかなか落ちず、見た目も悪く、衛生面も気になります。この白い汚れの正体と、効果的な掃除方法、そして汚れを防ぐための「コーティング」という対策までを紹介します。
白い汚れの原因は「水垢」と「石けんカス」
風呂床にできる白い汚れの主な原因は以下の2つです
- 水垢(ミネラル成分)
水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が、乾燥とともに固まり白く残るもの。特に硬水の地域では付きやすく、ザラザラとした手触りが特徴です。
- 石けんカス/金属石鹸(脂肪酸カルシウム)
ボディソープやシャンプーの脂肪酸成分と水道水中のカルシウムなどが結びついてできる「金属石鹸」。これも白く固まり、床にこびりついて落ちにくくなります。
白い汚れを落とす掃除方法
◆ 汚れの種類に合わせた洗剤選びが重要
<水垢に効果的な洗剤>
• 酸性洗剤(クエン酸スプレーなど)
→ 水垢はアルカリ性の汚れなので酸で中和・分解できます。
<金属石鹸に効果的な洗剤>
• アルカリ性洗剤(重曹・セスキ炭酸ソーダ・アルカリ電解水など)
→ 金属石鹸は酸に強く、アルカリで分解する方が効果的です。
<手順(共通)>
- 洗剤を汚れに応じて選び、たっぷりスプレー。
- 10〜15分ほど放置して浸透させる。
- スポンジやブラシでこすり洗い。
- ぬるま湯でしっかり洗い流す。
※塩素系洗剤と併用すると有毒ガスが出るため、絶対に混ぜないように注意しましょう。
汚れを防ぐコーティングという選択肢
掃除をしてもすぐに再発してしまう…そんな悩みには防汚コーティングがおすすめです。
◆ コーティングのメリット
• 汚れが付きにくく、落としやすくなるため普段のお掃除が楽になる
• カビや水垢の発生を抑制
• 床材の劣化防止

市販のコーティング剤もありますが、より耐久性を求めるならプロの施工がおすすめ。グラシオン愛知常滑店では予算や要望に合わせて7種類コーティング剤を用意しております。
区分 | コーティングの種類 | 水の弾き | 効果 | ツヤ感 | 費用 | 耐久年数 | 耐久力 | 硬度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ベースコート | 親水ガラスコーティング | 親水 | 劣化抑制 | なし | 中 | 5年~10年 | ★★★ | ★★★ |
ベースコート | 撥水ガラスコーティング | 撥水 | 劣化抑制、水垢防止 | 控えめ | 中 | 5年~10年 | ★★★ | ★★ |
ベースコート | 無機ガラスコーティング | 滑水 | 劣化抑制、水垢防止 | なし | 中 | 15年 | ★★★★★ | ★★★★ |
ベースコート | 親水ガラス銀コーティング(銀イオン抗菌作用あり) | 親水 | 劣化抑制、抗菌 | なし | 中 | 5年~10年 | ★★★ | ★★★ |
ベースコート | セラミックコーティング 薄膜 | 撥水 | 耐薬品性、錆防止、傷防止 | 艶あり | 高 | 15年 | ★★★★★ | ★★★★ |
ベースコート | セラミックコーティング 厚膜 | 撥水 | 耐薬品性、錆防止、傷防止、傷、シミけし、滑り止め | 艶あり | 高 | 30年 | ★★★★★★ | ★★★★★ |
トップコート | 超撥水コーティング | 撥水 | 水垢防止 | なし | 低 | 1年~2年 | ★★ | ★ |
まとめ
お風呂の床の白い汚れは、日常のちょっとした油断で発生しますが、正しい掃除方法と予防策を知れば怖くありません。そして、コーティングを施すことで、カビや白い汚れからお風呂をしっかりガードできます。
いつまでもピカピカのお風呂を保つために、ぜひグラシオンのコーティングを検討してみてください。