1. 高齢者施設の特性
- 免疫力が低下した入居者が多いため、インフルエンザ・ノロウイルス・コロナなど感染症リスクが高い。
- 共同生活空間(食堂、浴室、トイレ、廊下、手すりなど)で接触機会が多い。
- 介護スタッフの人手不足により、日常的な清掃・消毒に限界がある。
2. 除菌コーティングの役割
- 長期間の抗菌・抗ウイルス効果:定期的なアルコール消毒の効果は一時的だが、コーティングなら数ヶ月~数年持続する。
- 接触感染リスクの低減:手すり、ドアノブ、テーブルなど、利用者が頻繁に触れる部分に有効。
- 清掃の効率化:汚れや菌の付着を防ぐため、日常の清掃・消毒作業が軽減される。
- 利用者と家族の安心感:見えない衛生対策を「見える化」でき、施設選びのアピールポイントになる。
3. 導入が望ましい場所
- 手すり・ドアノブ・エレベーターボタン
- 食堂・キッチン周り
- トイレ・浴室
- リハビリ器具・共有スペースのテーブルや椅子
- 来客者や職員の出入り口付近
4. 注意点
- 「施工すれば絶対に感染症が起こらない」という保証ではない。日常の換気・清掃との併用が必須。
- 入居者が高齢者であるため、安全性(揮発成分やアレルギー反応)への配慮が重要。
- 定期的なメンテナンスや効果の測定(ATP測定など)で「本当に効いている」ことを確認することが望ましい。
まとめ
高齢者介護施設における除菌コーティングは、
- 感染症リスクを減らし
- 清掃の負担を軽減し
- 入居者・家族・スタッフに安心感を提供する
という点で非常に有効です。
特に「高齢者施設の差別化ポイント」としても活用できます。
グラシオン兵庫神戸店ではナノ銀コーティング剤を使用しています!
ナノ銀コーティングとは
コーティング専門店Glationのナノ銀コーティングとは、フッ素(樹脂)コーティングのすべすべになる効果にナノ銀が加わったものです。ナノ銀は、施工物本体に抗菌力を持たせ、細菌繁殖を防ぐことができます。チタンコーティングも蛍光灯や太陽光にあてるだけで、表面が酸化し、ウイルスや菌の元である有機物を二酸化炭素と水に分解できますが、ナノ銀トップコート剤は、光触媒がなくても抗菌することができます。第三者機関での実証実験はもちろんですが、実際に義歯の臭い・ぬめりを防ぐために使用されていたり、制汗スプレーに含まれていたりと抗菌力が認められています。ナノ銀トップコート剤は、フッ素トップコート剤と同様に、コーティング施工後に施工することにより、最大限に効果を発揮します。
ご興味をお持ちいただいた高齢者施設ご担当者様や介護関係者様、是非お問合せお待ちしております!