新築でフロアコーティングを検討すると、「30坪の家ならいくら?」「35坪なら30万円くらい?」と、建物の坪数から予算を知りたくなることがあります。
先に結論を書くと、フロアコーティングの費用は延床面積だけでは決まりません。
同じ30坪の住宅でも、LDKと廊下だけ施工する家と、洋室・階段・収納まで施工する家では施工面積が違います。また、選ぶコーティングの種類によって1㎡あたりの参考価格も変わります。
そのため、新築で予算を考えるときは「家が何坪か」ではなく、「実際に何㎡施工するか」を確認することが重要です。
30坪の住宅=30坪すべて施工ではない
30坪は約99㎡ですが、その約99㎡すべてがフロアコーティングの対象になるとは限りません。
住宅には、
・浴室
・トイレ
・玄関土間
・収納
・階段
・畳スペース
・フローリング以外の床
などがあります。
さらに、キッチン設備や造作家具など、実際に床として使用しない部分もあります。
反対に、ウォークインクローゼットや廊下など、延床面積の中では目立たなくてもコーティング対象に含めたい場所もあります。
つまり、「30坪×坪単価」という計算より、間取り図から施工対象となる床面積を確認した方が正確です。
まず施工範囲を3段階で考える
新築なら、最初から全室施工と決める必要はありません。
予算を考えるときは、次の3段階に分けると整理しやすくなります。
LDK中心
最も使用頻度の高いLDKを中心に施工します。
ダイニングチェアの移動、食べこぼし、キッチン周辺の水や油など、床への負担が集中しやすい場所です。
予算を抑えながら、必要性の高い場所へ施工したい場合の候補になります。
LDK+生活動線
LDKに加えて、玄関ホールや廊下など家族が毎日歩く場所まで広げます。
LDKから廊下まで床が連続して見える住宅では、仕上がりの境目を作りにくいという意味でもまとめて施工しやすい範囲です。
洋室・階段・収納まで含める
寝室、子ども部屋、階段、ウォークインクローゼットなどまで施工します。
長期間住む予定で、将来家具を移動して追加施工する手間を避けたい場合は全体施工を検討できます。
グラシオンの現在の参考単価
グラシオン公式サイトでは、住宅向けフロアコーティングの参考価格として、現在次の料金が掲載されています。
・ガラスコーティング薄膜:3,300円〜/㎡
・ガラスコーティング中膜:5,500円〜/㎡
・ガラスコーティング厚膜(滑り止め):7,700円〜/㎡
ただし、これはあくまで参考単価です。
床材、施工範囲、下地状態などによって正式な見積もりは変わります。
例えば施工面積50㎡ならどう考える?
仮に実際の施工面積が50㎡だった場合、公式参考単価を単純に掛けると、
ガラス薄膜なら16万5,000円〜、中膜なら27万5,000円〜、厚膜なら38万5,000円〜という計算になります。
ただし、この数字をそのまま「30坪住宅の料金」と考えることはできません。
同じ30坪でも施工面積が40㎡の住宅もあれば、60㎡以上施工する場合もあります。
また、階段や特殊な床材、下地処理などが別条件になることもあります。
概算を出すための考え方として使い、正式な金額は図面や現地確認後の見積もりで確認してください。
新築でも下地処理はゼロではない
「新品だから床へそのまま塗れる」と思われることがありますが、新築でも施工前の表面確認と清掃は必要です。
建築中のホコリ、油分、養生跡などが残っている場合があります。
また、引き渡し時にワックスが施工されている床では、コーティング前に処理が必要になる場合があります。
新築だから使用中住宅と同じクリーニング費用が必ず発生するわけではありませんが、「下地処理が一切不要」とも決めつけない方が安全です。
床材によって施工可否自体が変わる
費用を計算する前に、床材の商品名・品番も確認してください。
ワックス不要床、シートフローリング、突板、挽板など、現在の新築住宅にはさまざまな床材があります。
床材メーカーが第三者コーティングを使用しないよう案内している製品もあります。
施工できない床へ単価を掛けても意味がありません。
順番としては、
床材確認
↓
施工可否確認
↓
施工範囲決定
↓
コーティング選択
↓
見積もり
と考える方が確実です。
一番高いコーティングを全室施工する必要はない
価格表を見ると、高価格なコーティングほど良いように感じるかもしれません。
しかし、使用場所によって必要な性能は違います。
例えばLDKや廊下は使用頻度が高い一方、ほとんど使わない洋室や収納内部は床への負担が少ない場合があります。
住宅全体で同じ仕様にする方法もありますが、目的と予算によって施工範囲やコーティングを調整する考え方もあります。
重要なのは「最高額の商品を選ぶこと」ではなく、どこに何の性能が必要なのかを整理することです。
見積もりでは階段と収納も確認する
間取り図から概算を取る場合、見落としやすいのが階段と収納です。
階段は床面積とは別の料金設定になる場合があります。
収納も、通常のクローゼットとウォークインクローゼットでは使い方が違います。
見積書では、
・LDK
・廊下
・洋室
・階段
・クローゼット
・ウォークインクローゼット
のどこまで含まれているか確認してください。
単純な㎡数だけでなく、施工範囲が図面上で一致しているかを見ることが重要です。
水回りも施工するならセット料金を確認する
新築では、フロアだけでなくシンク、浴槽、洗面台、トイレなどの水回りコーティングを同時に検討する方もいます。
公式価格表では、セットで依頼する場合は10%オフになります。
そのため、複数箇所を施工する予定なら、単品価格をそれぞれ合計する前にセット適用後の見積もりを確認するとよいでしょう。
ただし、割引があるから不要な場所まで施工する必要はありません。
施工したい場所を先に決め、その組み合わせでセット料金が適用できるか確認する順番がおすすめです。
よくある質問
30坪ならフロアコーティングはいくらですか?
延床30坪だけでは決まりません。実際に施工する床面積、コーティングの種類、階段や収納の扱いなどから見積もります。
間取り図だけでも料金は分かりますか?
概算を出せる場合があります。床材の商品名・品番も分かると、施工可否を含めて確認しやすくなります。
LDKだけなら安くできますか?
施工可能な床材であれば、LDKなど必要な範囲だけ施工できる場合があります。未施工部分との見た目の境目も確認してください。
新築ならクリーニング料金はかかりませんか?
基本的に追加費用が掛かることはありません。
洗浄作業が必要かどうかは、事前にお写真等でご共有いただければ幸いです。
見積もりを安くするなら施工面積を減らすべきですか?
一つの方法です。ただし、単純に面積を減らすより、LDKや廊下など負担の大きい場所を優先して範囲を決める方が合理的です。
📩 新築フロアコーティングの費用|無料相談・お見積り
「30坪の家ならいくら?」「LDKだけと全室で金額差を知りたい」「図面から施工面積を出してほしい」など、お気軽にご相談ください。
間取り図、床材の商品名・品番、ご希望の施工範囲を確認し、LDKのみ・生活動線・全室など複数パターンで比較しながらご提案します。
九州全域(沖縄除く)・山口県 対応|グラシオン福岡大牟田店